災害慢性期のケアについて

B.回復期

慢性期(災害3ケ月から1年)=精神的ケ

 

●概念●

 身体の疲れが心にも移り、喪失感・虚しさ・やる気がないなどの状態が訪れます。また、感情のコントロールが難しくなったり、感情自体を失うこともあります。この時期は、身体のケアは継続しながら、心のケアを中心に行ってきましょう。

 なお、この時期から身体の調子も人それぞれ異なります。そのため、タイプ別のケアをお勧めします。

 

●起こりやすい症状●

強いショックから精神がマヒします。

無力感やバランス感覚、コントロール感の喪失などに襲われます。死に直面しても悲しくない、といった場合はショックからくるマヒが考えられます。これらは自然な反応です。

 

●身体のチェック方法●

・アプリ(YOMOGI

・身体の硬さ・バランス時間

 

●具体的なケア●

ストレス型

・アロマセラピー

・音楽療法

・お灸

生活習慣型

・タッピングセラピー

・マインドフルネス

・食事

加齢型

・運動

 ・ヨガ・太極拳

気になる症状に対するコンテンツ


こころのコントロール

 気分の落ち込みや不安感など、災害慢性期はこころのコンデションが不安定となりやすい時期です。そのため、定期的に考え方を整理しましょう。

リラクゼーション

 災害時の緊張がなかなか取れずに、緊張状態が長く続いています。そのため、定期的にリラクゼーションを行いましょう。

食事のコントロール

 身体を修復したり、調整したりするためには、バランスの良い食事が大切です。そこで、食事についてまとめてみました。